石垣島の青の洞窟は、エメラルドグリーンの光が差し込む神秘的な空間なのですが、目の前の海も最高のポイントになっています。
シュノーケリングで訪れる人々を魅了するこの洞窟は、実は様々な海洋生物の宝庫でもあるんです。
地下に無数の洞窟があり魚たちの住処となっています。
石垣島青の洞窟で見れる生き物
鮮やかな熱帯魚たちが織りなす、水中パラダイス

青の洞窟周辺の海には、色とりどりの熱帯魚たちがたくさん!まるで水族館のような、華やかな景色が広がります。
- カクレクマノミ: イソギンチャクと仲良く暮らす、愛らしい姿の魚。オレンジ色の体に白い縞模様が特徴です。
- ルリスズメダイ: 鮮やかな青色の小さな魚。サンゴ礁の周りを群れで泳ぐ姿は、まるで宝石のようです。
- アマミスズメダイ: 成長すると体色が変化する、ちょっと変わった魚。サンゴ礁や磯で見かけます。
- ナポレオンフィッシュ: 堂々とした姿が印象的な大型魚。運が良ければ、青の洞窟で見かけることも!
出会えたらラッキー!海の王者、ウミガメも
青の洞窟では、ウミガメに出会える確率が高いんです!
特にアオウミガメが多く、シュノーケリング中に優雅に泳ぐ姿を見られるかもしれません。

サンゴ礁の美しさも必見!
青の洞窟には、様々な種類のサンゴが群生しています。色鮮やかなサンゴ礁は、多くの海洋生物の住処となり、海の豊かさを物語っています。
注意!危険生物!?
青の洞窟では、危険な生物に出会うことも稀にありますが、それもまた海の面白いところ!
ハブクラゲは実際に青の洞窟のポイントでは20年間で3回くらいしか見たことはありません。

海で綺麗な生き物や可愛い生き物に会っても手を出すのはNG!
海で暮らす生き物たちの邪魔をしないように楽しみましょう♪
石垣島の青の洞窟の海の生き物図鑑
こちらは、ほんの一部の生き物ですが紹介していきますね。

『ツノダシ』
ツノダシ科唯一の種類である『ツノダシ』
某有名映画に出てくるカッコいいキャラクターとしても有名ですね。
黒白黄色の鮮やかな身体に、
なんと言ってもこの糸状に伸びた長〜い背びれが特徴的なお魚。
でも実は…名前の由来である角は目の上にあるんです。
写真ではわかりにくいですが、目の上には1対の棘があります。
尖ったお口もかわいくて、
かっこよさとかわいさを併せ持つお魚です。

『カクレクマノミ』
体に3本線が入っているクマノミの仲間
某映画の主人公として有名なお魚ですね☺
イソギンチャクの中に暮らし、名前通り隠れてしまうことも…
なんとカクレクマノミ、生まれたときは性別がなく、成長すると群れの中で1番体の大きな子がメスに、2番目の子がオスに変わるんです!

『セジロクマノミ』
名前の通り背中に白い線があるセジロクマノミ
オレンジ色の身体にくっきりとした白い線が映えます✨
もちろん!クマノミの仲間なのでイソギンチャクと共に暮らします☺️
『クマノミ』
身体に2本線が特徴である『クマノミ』
イソギンチャクと共に生活します。
イソギンチャクには毒があるため他の魚は近付けません。
ですが、『クマノミ』は体表を特殊な粘液で覆って毒から身を守っているんです!
『クマノミ』にとってイソギンチャクはとっても安全なお家ですね🏠️
この写真は同じイソギンチャクに異なる2種類のクマノミがいる珍しいポイントです。

『ハマクマノミ』
身体に1本線の『ハマクマノミ』
クマノミの仲間では少し大きめ。
実は子供の時には身体の線が2,3本あります。
近づくと噛んで威嚇してくることも!

『ルリスズメダイ』
浅瀬でも見ることのできる
とてもカラフルで小さくて大人気な『ルリスズメダイ』
尾ビレが身体の色と同じならオス、透明ならメスなんです。
なんと、身体の表面に“虹色素胞”という細胞をもっており、濃い青色から明るい青色まで身体の色が変わります!

『アオリイカ』
幼魚になります。
オスメスは柄で見分けることができ、オスは縞々、メスはドット柄なんです。
普段は深い場所にいますが、春から夏にかけて産卵のために浅瀬に来ます。
孵化したアオリイカは水温が低下するにつれて再び深い場所にいきます。
なんと、今までアオリイカは1種と思われていましたが、3種いることがわかり『アカイカ』『シロイカ』『クワイカ』と呼ばれています。
この写真のイカはどの種類かな?

『マダラトビエイ』
名前の通り背中に斑模様があるのが特徴で、ジャンプもします。ジャンプの理由ははっきりとはわかっていませんが…
尻尾もすごく長くてこの写真では写りきっていませんね…😅
見ることができたらとてもラッキー!
しかもとっても速く泳ぎます。
大きな身体でびっくりするかもしれませんが、好物は貝なので安心してください☺️

『アオヤガラ』
細長ーい身体に長ーい口が特徴のヤガラの仲間には
『アカヤガラ』『アオヤガラ』『ヘラヤガラ』
がいますが、
『ヘラヤガラ』には写真のような長い尻鰭はありません。
そして高級魚として知られるヤガラは『アカヤガラ』。
『アオヤガラ』は青っぽい体色に、
興奮すると暗い色の幅広い横帯が出るのが特徴です。
身体をくねらせて泳ぐ姿が面白くてかわいい!

『フウライチョウチョウウオ』
この縞々がかわいいですよね♪
チョウチョウウオの仲間は種類がいっぱい!
さらには幼魚と成魚で模様が異なる種類もいます。
浅瀬にもいっぱいいるのでたくさん出会えるかも?笑

『ニジハギ』
カラフルな魚
浅瀬でよく見られます
とてもかわいい魚です

『ミツボシキュウセン』
頭部にあるピンクの点々が特徴のお魚。
雄雌、成魚幼魚でも柄が少しことなります。
この写真の子はピンクの点々に白っぽい身体からおそらく成魚雌ですね。
体側に3つの黒い点がありますが、くっきりと見えるのは尾鰭の付根だけであることが多いです。

『ムネアカクチビ』
シュノーケリングで見られるお魚の中では大きい種類
目の前で見ると大迫力です😮
フエフキダイ科のお魚で、名前の通り胸鰭のつけ根に赤色の模様があるのが特徴です。
他にも、上唇が黄色かったり、目が背中側に寄っていたりと、とても特徴的な顔をしています🤭

『ホンソメワケベラ』
『ムネアカクチビ』の胸鰭の先あたりにいる小さいお魚です。
似た仲間に『ソメワケベラ』という種類がおり、それより体が細い事からホソソメワケベラという和名になるはずが…
カタカナの “そ” と “ん” を間違えて登録されてしまうというなんとも残念な名前の由来🥹
“クリーナーフィッシュ”と呼ばれる、他のお魚の体表についた寄生虫を食べるお魚、
つまりお掃除屋さんです✨
体表についた寄生虫だけでなく、口の中の食べカスまで食べてくれる『ホンソメワケベラ』
お魚もお掃除が気持ちいいのか、順番待ちしている光景をよく見かけます。

『ロクセンスズメダイ』
オービカーとかアヤビカーとも呼ばれます。
オヤビッチャとよく間違えられるけど、
尾ビレにくっきり黒い線があるのが特徴です。
6線?となりますが、目の上のうっすらした線も含めて6本線
浅いところにもいっぱいいるので泳ぎが不安な方でも会えるかも!?

『クラカオスズメダイ』
暗ーい顔をしているからクラカオ…ではないんです😂
カリブ海のキュラソー(curacao)島が由来です✨
うっすらとした5本線が特徴です。
『ロクセンスズメダイ』にも似てませんか?

『ゴマモンガラ』
シュノーケリングツアーで見られる生き物の中では比較的大きなお魚です。
鋭い歯をもち、ウェットスーツの上から肉を噛みちぎることも😨
繁殖期には縄張りに入るとものすごい攻撃してきます!
運が良ければ岩などをひっくり返すところに出会えるかも!?

『ムラサメモンガラ』
浅瀬にも生息しており、面白い模様をしています。
お腹の斜線が村雨(強い雨)に見えることが名前の由来。
カラフルで可愛いですが手を出すのは厳禁です!
繁殖期には縄張りに入ってくるものに噛みつきます😨
何倍も身体の大きな人間にも噛みついてきてまぁまぁ痛いんです😅
シュノーケリングをする時には遠くから見守りましょう☺️
石垣島の青の洞窟は、自然の神秘と多様な生き物たちとの出会いを約束してくれる、忘れられない体験を提供してくれる場所です。
AllBlueのInstagramでは他にも色々な生き物を投稿しています。
海に興味がある方は是非覗いてみてください♪