サンゴの種類、実は石垣島にはたくさん生息していた!

サンゴが海の中にあるただの岩ではなく、生き物ということは知っていますでしょうか?

中には「サンゴが生き物」ということを知らない人もいるでしょう。

サンゴは生き物であり、人間や動物の様にご飯も食べたり子孫を残したり、またはウンチしたりします。

そしてサンゴ礁「海の熱帯雨林」とも呼ばれ、海には欠かせないものでもあります。

そこにはエビやクマノミなどの魚が集まり、住処や餌を与える役目もあります。

また、サンゴには酸素を作る役目があり、植物の様な働があり、海の浄化の役割もあります。
これは知っておくとサンゴの役割が海の環境を守るものになり、安全かつ大事に扱わなければならないと考えます。

目次

サンゴは世界中にどのぐらい種類があるのか?

サンゴの種類は世界中の海で約800種類、沖縄で約300種類のサンゴがいると言われています。

結構多いですね、
しかも、約300種類のうちの大半が石垣島の海で生息しています。

サンゴの特徴としては、沖縄のサンゴ礁は島の周り、陸地のそばにできる裾礁(きょしょう)と呼ばれる種類になります。

日本のサンゴ礁のほとんどがこのタイプになります。

それでは、主なサンゴの種類をご紹介します。

ハナガササンゴ

ポリプ(サンゴの個体)が花の様な形をし、これが長く伸びます。

この長い触手がとても美しく、海で見る以外にも観賞用の植物としても人気のサンゴです。

また花の形になっている部分は日中でも24本の触手があります。

この触手は常に開いていて、海ではまるで花畑の様に見えます。

種類も白だけでなく蛍光に光ったオレンジやパープル(紫)といった色とりどりのハナガササンゴの種類があります。

産卵期は7月から8月にかけて、水深5mから10m近く、満月の夜に白い雪の様な光景で見られます。

ウェーブなびくかの様に1つ1つのポリプが波を立てます。

ミドリイシ

よく私たちが「サンゴ!」の形が一例として上げたものが枝珊瑚と言われているミドリイシです。

海では小さな木が生えて葉の無い森の様に、サンゴ礁を形成し、造礁サンゴの代表的なものでもあり、赤や緑、オレンジや紫と言ったカラフルな種類があり、見た目は色鮮やかなサンゴ礁でもあり、沖縄以外にも幅広い地域で見ることができます。

沖縄でも多く見られ、サンゴの産卵を目的として潜ったダイバーが一番多く見られる種類でもあります。

ちなみに産卵期は春先の5月から6月にかけて見ることができます。

アザミサンゴ

造礁サンゴの一種で、主に見られるのはインド洋から西大西洋に当たり、沖縄でもよく見られるサンゴです。

強い刺胞毒を持つため、夜になると「スウィーパー触手」という白くて細く、長い攻撃的な触角を伸ばすのが特徴です。

このスウィーパーは長くて7cmも伸びると言われています。

ポリプのひとつひとつはお花の形をしています。
主に岩にへばりつき生息しています。

キクメイシ

キクメイシの特徴は、大きなポリプでありその姿形が「菊」の様に見えます。

サンゴ礁の中にもごく普通に見られるサンゴの種類です。

ポリプは大きいですが特に目立つサンゴではありませんが、触手には毒性があります。

主に浅瀬の方で見られ、岩の様に塊になった大群も見られます。

また、キクメイシには種類がたくさんあり、ポリプの骨格が大きい「カメノコキクメイシ」ポリプの口の部分が深く、背の高い塊サンゴの「スボミキクメイシ」という種類もあります。

キクメイシの産卵の様子は、赤みがかったピンクの丸い卵が水中を漂う様な光景が見られます。

石垣島のサンゴ礁は島を囲い、海のレジャーを楽しめるサンゴ礁、沖縄にもたくさんのサンゴの種類が生息しています。

その中でも石垣島には特に多くのサンゴ礁が広がっています。

サンゴ礁を鑑賞する楽しみはたくさんあります。

グラスボートでサンゴ礁を鑑賞

ダイビングのライセンスを持っていない人や、家族連れや高齢の方にはグラスボートで船の上からサンゴ礁を鑑賞することができます。

グラスボートには経験豊富な船長の解説と、くじらの形をした船で運行しています。

サンゴを覗きながら石垣島の海を楽しむことができます。

ダイビングで海中散歩

石垣島にはダイビングとして行く人も多く、様々な海の生物が見れるポイントもたくさんあります。

中でも、崎枝などのポイントは石垣島のサンゴ礁とアオウミガメが泳ぐところが見られることもありまよ。

また、運が良ければマダラトビエイやナポレオンフィッシュなどの大きな生物にも出会うことができます。

「石西礁湖」という日本で最大のサンゴ礁も見所で、400種類ものサンゴの種類が見られます、最近は白化現象などで言われていましたが、回復している場所は早いスピードで復活していっています。     View this post on Instagram           

石垣島ツアーガイドAll Blue(オールブルー)さん(@ishigaki.allblue)がシェアした投稿 – 2018年 5月月24日午後8時38分PDT

石垣島には年中楽しめるダイビングスポットもあり、海中散歩中で見られるサンゴ礁はとても綺麗ですので、石垣島の観光ににはダイビングを楽しんでみましょう。

そして、日本一のサンゴ礁の海を海中散歩して、たくさんの生物にも出会える海です、
アオウミガメやマンタ(マダラトビエイ)などの生物たちとの出会いも楽しみですよ。

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