家族で石垣島(Ishigaki Island)へ行くとき、アクティビティ選びで迷うのは「子どもが楽しめるか」「親が疲れすぎないか」「安全か」の3点です。
この記事では、マングローブの川で行うSUP(Stand Up Paddleboard)が、なぜ家族旅行に向きやすいのかを、年齢条件・料金・潮の条件などの数値で整理します。
この記事の結論
石垣島のマングローブSUPは、7歳から親子2人乗りで参加でき、波の少ない川を家族のペースで進めるため、子連れ旅行と相性の良いアクティビティです。
| 知りたいこと | 答え(要約) | 詳しくは |
|---|---|---|
| 何歳から? | SUPは7歳から、カヤックは3歳から | 第2章 |
| 子どもは1人で乗る? | 7〜9歳は大人と2人乗り、10歳から1人乗り | 第2章 |
| 料金は? | 大人8,000円、2人乗りの子ども4,000円 | 第3章 |
| 海より安全? | 波の少ない川で行い、潮が50cm以上のときに実施 | 第4章 |
| SUPとカヤック、どっち? | 6歳以下がいるならカヤック、7歳以上ならSUPも選べる | 第5章 |
石垣島のSUPが家族旅行に向いている3つの理由
SUPは座っても立っても漕げるため、年齢や体力が違う家族でも、同じ時間を一緒に過ごせます。
家族旅行の難しさは、子どもと大人で「楽しいと感じる強さ」が違うことです。SUPは、乗り方の自由度でその差を小さくできます。
理由1:座っても立ってもいい
SUPはボードの上で座る・ひざ立ち・立つを自由に選べるため、無理に立たなくても楽しめます。

SUPは立って漕ぐイメージが強いアクティビティですが、座ったままでもパドルで進めます。疲れたら途中で座って休むこともできます。
- 立てた子ども: バランスを取る遊びとして夢中になりやすい
- 体力に自信がない大人: 座ったまま景色を楽しめる
- 途中で疲れた人: その場で休んで、またすぐに漕ぎ出せる
ガイドの視点
家族全員が同じことをしなくていい、という余白が家族旅行では大切です。立つことにこだわらず、それぞれのペースで川を進めば十分に楽しめます。
理由2:大人も景色を楽しめる
マングローブの水路はラムサール条約の登録湿地で、子ども向けの遊びではなく大人も楽しめる自然体験です。

ツアーの舞台になる名蔵アンパル(Nagura Amparu)は、2005年11月8日にラムサール条約(Ramsar Convention)の登録湿地になった、約157haの干潟です(環境省)。
ここにはオヒルギ(Bruguiera gymnorhiza)やヤエヤマヒルギ(Rhizophora stylosa)など、6種類のマングローブ(Mangrove)が育っています(名蔵アンパルガイドブック)。家族旅行が子ども中心になりがちでも、大人にとって満足感のある時間になります。
理由3:「できた!」を実感しやすい
初めて立てた・まっすぐ進めた、という小さな成功が続くため、子どもが達成感を得やすい体験です。
SUPは、ボードに立つ・バランスを取る・パドルで進む、という段階がはっきりしています。1つ進むたびに子ども自身が上達を感じやすいのが特徴です。
旅行の思い出が「見た」だけでなく「できた」になると、帰ってからも話題にしやすくなります。
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SUPは7歳から、カヤックは3歳から参加でき、9歳までは大人と2人乗り、10歳から1人乗りです。

All Blue のマングローブSUP・カヤックの年齢条件は、次のとおりです(公式サイト、2026年10月時点)。
| 年齢 | SUP | カヤック |
|---|---|---|
| 3〜6歳 | 参加できない | 大人と2人乗り(タンデム) |
| 7〜9歳 | 大人と2人乗り(タンデム) | 大人と2人乗り(タンデム) |
| 10歳以上 | 1人乗り | 1人乗り |
タンデム(Tandem)とは、1つのボードやカヤックに2人で乗る方法です。子どもは大人の前に座ったり立ったりして、一緒に進みます。
実務での例外
SUPは、体重が100kg以上の方は難しい場合があります。60歳以上の方には参加の条件があるため、60歳以上の方向けオンライン問診票を事前に記入してください。
料金と所要時間
大人は8,000円、2人乗りで参加する子どもは4,000円で、所要時間は約3時間です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大人(1人乗り) | 8,000円(税込) |
| 子ども(2人乗り・タンデム) | 4,000円 |
| SUP・カヤックに乗らない同行 | 4,000円 |
| 時間 | 午前 8:30〜11:30/午後 13:30〜16:30(約3時間) |
| 料金に含まれるもの | レクチャー、器材一式、保険、送迎、温水シャワー |
例えば、大人2人と8歳の子ども1人の家族なら、大人8,000円×2+子ども4,000円で、合計20,000円が目安です。
ツアーの流れ
器材の準備、やいま村の散策、レクチャー、マングローブ探検、温水シャワーの順で進みます。

- 集合・器材の調整
- やいま村を散策(赤瓦の古民家、リスザルとのふれあい)
- SUP・カヤックのレクチャー
- マングローブの水路を探検
- 温水シャワー・解散
ガイドの視点
最初にやいま村を散策するのは、子どもの気持ちを「遊ぶモード」に切り替える時間でもあります。リスザルとふれあってから川へ向かうと、緊張がほぐれた状態でレクチャーを受けられます。
SUPは7歳から・カヤックは3歳から。器材・保険・送迎・温水シャワー込み
海より安心?安全の基本
マングローブの川は海に比べて波が小さく、潮の高さが50cm以上のときだけ実施します。

海のSUPは、風や波でボードが揺れやすく、沖へ流される心配もあります。マングローブの水路は木々に囲まれているため、波が立ちにくいのが特徴です。
潮が50cm以上で実施する理由
潮が低いと水路の水が浅くなり、ボードが底につくため、潮の高さが50cm以上の時間に行います。
マングローブの川は、海の満ち引き(潮汐、Tide)で水の深さが大きく変わります。All Blue では、潮の高さが50cm以上のときにツアーを実施しています。
実務での例外
潮の時刻は毎日変わるため、日によって午前と午後のどちらが向いているかが変わります。予約のときに、潮の条件に合う時間をガイドと相談すると安心です。
子連れで気をつけたいこと
ライフジャケットの着用と、夏の強い日差しへの対策が、子連れSUPの安全の基本です。
- ライフジャケット: 落ちても体が浮くよう、全員が着用します
- 日差し: 気象庁によると、那覇では7〜8月の正午前後にUVインデックスが8(非常に強い)を超えます。帽子・ラッシュガード・日焼け止めを用意しましょう
- 飲み物: 川の上では買えないため、ツアー前に用意します
- 着替えとタオル: 水に落ちても大丈夫なよう、忘れずに持っていきましょう
SUPとカヤック、家族ならどっち?
6歳以下の子どもがいるならカヤック、全員が7歳以上ならSUPも選べ、当日に選ぶこともできます。
| 比べる点 | SUP | カヤック |
|---|---|---|
| 参加年齢 | 7歳から | 3歳から |
| 乗り方 | 立つ・座るを選べる | 座って漕ぐ |
| 安定感 | バランスを取る楽しさがある | 安定していて落ちにくい |
| 向いている家族 | 体を動かしたい小学生がいる家族 | 未就学児がいる家族、のんびり派 |
ガイドの視点
迷ったときは、一番小さい子どもの年齢で決めるのが分かりやすい方法です。家族の中でSUPとカヤックに分かれて参加することもできます。
家族でSUPを楽しむ時期
川のSUPは冬でも行いやすく、気温が20℃前後の12〜3月も、海に入らない体験として選べます。
気象庁の平年値(1991〜2020年、石垣島)では、1月の平均気温は18.9℃、7月は29.6℃です。海に入るシュノーケルと違い、SUPは基本的にボードの上で過ごすため、冬の旅行でも予定に入れやすいアクティビティです。
| 時期 | 平均気温(石垣島) | SUPのポイント |
|---|---|---|
| 12〜2月 | 18.9〜20.5℃ | 濡れてもよい長袖があると快適 |
| 3〜5月 | 20.9〜25.9℃ | 気温が上がり、家族で参加しやすい |
| 6〜9月 | 28.2〜29.6℃ | 日差し対策と水分補給が大切 |
| 10〜11月 | 23.6〜26.0℃ | 暑さが和らぎ、過ごしやすい |
出典: 気象庁「平年値(年・月ごとの値)石垣島」
まとめ:石垣島SUPを家族で楽しむポイント
石垣島のマングローブSUPは、7歳から親子で乗れて、大人も景色を楽しめるため、家族旅行の候補に入れやすい体験です。
- 年齢: SUPは7歳から(9歳まで2人乗り)、カヤックは3歳から
- 料金: 大人8,000円、2人乗りの子ども4,000円、約3時間
- 安全: 波の少ない川で、潮が50cm以上のときに実施。ライフジャケットを全員が着用
- 選び方: 6歳以下がいればカヤック、全員7歳以上ならSUPも
- 時期: 冬でも参加しやすく、夏は日差し対策が大切
ネクストアクション
- 家族の中で一番小さい子どもの年齢を確認する
- マングローブSUP・カヤックのページで、午前と午後のどちらが合うか見る
- 公式サイトの予約フォームから申し込み、潮の時間を相談する
学割・団体割の対象です(条件は公式サイトで確認できます)
よくある質問(FAQ)
石垣島のSUPは子どもが何歳から参加できますか?
SUPは7歳から参加でき、7〜9歳は大人と2人乗りです。3〜6歳の子どもは、カヤックなら大人と2人乗りで参加できます。
子どもの料金はいくらですか?
大人と2人乗りで参加する子どもは4,000円です。大人は8,000円で、レクチャー・器材・保険・送迎・温水シャワーが含まれます。
泳げない子どもでもSUPに参加できますか?
参加できます。全員がライフジャケットを着用し、波の少ないマングローブの川で行います。
雨の日でもSUPはできますか?
雨だけなら基本的に催行します。風や雷などで安全が確保できず中止になった場合、キャンセル料はかかりません。
SUPとカヤックはどちらが家族向きですか?
6歳以下の子どもがいるならカヤック、全員が7歳以上ならSUPも選べます。家族の中で分かれて参加することもできます。
冬の石垣島でもSUPはできますか?
できます。気象庁の平年値では1月の平均気温は18.9℃で、ボードの上で過ごすSUPは冬の旅行でも予定に入れやすい体験です。
出典・参考
- All Blue 公式「やいま村・マングローブ カヤック・SUP」(2026年10月閲覧) https://ishigaki-allblue.com/yks/
- All Blue 公式「よくある質問」 https://ishigaki-allblue.com/query/
- 環境省「ラムサール条約湿地 名蔵アンパル」 https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/ramsarleaflet/53_Nagura-Amparu.pdf
- 名蔵アンパルガイドブック制作委員会『名蔵アンパルガイドブック』(石垣市) https://ramsarsite.jp/wp-content/uploads/%E5%90%8D%E8%94%B5%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%88%E7%99%BA%E8%A1%8C%EF%BC%9A%E7%9F%B3%E5%9E%A3%E5%B8%82%E5%B8%82%E6%B0%91%E4%BF%9D%E5%81%A5%E9%83%A8%E7%92%B0%E5%A2%83%E8%AA%B2%EF%BC%89.pdf
- 気象庁「平年値(年・月ごとの値)石垣島」1991〜2020年 https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=91&block_no=47918
- 気象庁「紫外線のデータ集」 https://www.data.jma.go.jp/env/uvhp/info_uv.html

