世界最大のクジラ、どのくらいの大きさなのか!?

今年神奈川の鎌倉でシロナガスクジラの赤ちゃんが漂流されたというニュースを見て、日本の近くにクジラが泳いでいたのかと感じた方もいるでしょう。

石垣島でも、漁師さんは良く見るみたいですが、クジラといえば皆様はどの様なイメージがありますか?

なかなか見られないのかという印象もありますが、実は水族館でも見られるクジラもいれば船を出して海に見に行くホエールウオッチングツアーなんてのも沖縄にもあります。

では、クジラについてお話ししましょう。

目次

クジラは体長4m以上でクジラの仲間

クジラといっても種類が多く、体長が4m以上でクジラの仲間に入ります。

そして、鎌倉で発見されたシロナガスクジラは全長25m以上あると言われています。

これは学校やスポーツクラブにある25mプールを想像してみたら結構大きな生物と考えられますね。

シロナガスクジラは世界最大の生物

地球上にはたくさんの動物が生息していますが、
シロナガスクジラが全生物の中でも世界最大の大きい生物と言われています。

中には全長34mあるとも言われ、発見されてる大人のシロナガスクジラも24mから26mあると言われています。

クジラの骨格標本

流石に水族館ではこの様に大きな生物を飼育するのは難しいでしょう。

どのくらいの大きさなのかを実際に生物を見る機会はなかなかないのですが、博物館にはシロナガスクジラやザトウクジラ、マッコウクジラなどの骨格標本が展示されています。

クジラの骨格標本がある博物館

太地町くじらの博物館(和歌山県)

博物館内にはシロナガスクジラの全身骨格標本が展示されています。この大きさは原寸大であり、ノルウェーで捕獲されたものです。

また、屋内にはミンククジラやセミクジラなどの骨格標本もあります。

大阪市立自然史博物館(大阪府)

大阪市にある長居公園の園内にある博物館です。

ここにあるのはシロナガスクジラではありませんが、ザトウクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラの骨格標本が3体、野外で展示されています。

わかりやすい様に壁や地面に大きさの比較やどの様にして展示されたかなどが表示されています。

最近搬入されたザトウクジラは、大阪の泉南部で死亡漂流されたもので解体したものです。

国際科学博物館(東京都)

こちらは骨格標本ではありませんが、シロナガスクジラの大模型が展示されています。全長30mあり、世界でいちばん大きい生物を体感できます。

他にもたくさんありますので、行きやすい場所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

水族館でもクジラはいる、

クジラが大きいイメージというのもありますが、4mを上に出るとクジラの仲間ということも冒頭に上げてました。

実は水族館でイルカと一緒に泳いでいる、くちばしがない大きいイルカこそが「ハナゴンドウ」と「オキゴンドウ」のゴンドウクジラの仲間です。

クジラの仲間でも、ハナゴンドウは大人になっても大きくなるなることはほぼありません。

また、シロイルカと呼ばれている「ベルーガ」や海洋哺乳類の中で最強の生物と呼ばれるシャチは、体長4mを上に出ていますので立派なクジラの仲間です。

ですが、ゴンドウクジラの仲間でも4mを上回る大きさの個体もいますがこの部分が現在も曖昧な部分ですね。

ですが日本では大きさの違いだけということで、イルカが成長したらクジラになることはありません。

クジラの中には2種類に分類されている

それはクジラが食べるものによっての違いです、それは「ヒゲクジラ」と「歯クジラ」です。

ヒゲクジラ

ヒゲクジラは約14種類のクジラが生息し、主にプランクトンをこして食べている種類です。

シロナガスクジラやザトウクジラ、ミンククジラがその種類に入ります。

実はシロナガスクジラは大きな口を開けて細かいプランクトンや小さな魚を餌にしている、口を開けてとはいうものの、口の中にある沢山のヒゲで生き物と海水を分けた後で飲み込みます。

歯クジラ

歯クジラは約70種類のクジラが生息し、マッコウクジラやツチクジラ、ゴンドウクジラの種類です。

歯クジラは魚やイカなどを歯を使って食べます。

歯を使ってと言いますが、噛み砕くのではなく魚を吸い込み飲み込みます。

歯は餌を分けるために使用されています。

石垣島でクジラホエールウオッチング

クジラは世界中の海を回遊し、運が良ければ海で出会えることもあります。

沖縄ではホエールウォッチングを行っており、主に冬時期の観光の一つとして有名です。

また、クジラとの遭遇率が高く、冬から春先にかけてザトウクジラやマッコウクジラなど、野生でしか出会えないクジラの種類に出会えることもあります。

過去に見られたザトウクジラは親子で沖縄、慶良間諸島を回遊していたと言われています。

また、観光やダイビングで船での移動中にクジラを見ることも稀にあり、石垣島付近でもよく発見されます。

海上保安庁さんは空から昔は200頭近くのクジラ・イルカの群れを見たこともあるって話をしていました。
2017年に小型クジラの「ユメゴンドウ」が発見されたとの情報がありました。

ホエールウォッチングは主に沖縄本島での開催ですが、運が良ければ回遊中のクジラに出会うこともあります。

出会えたらとてもうれしいですね。

石垣島にはマンタやアオウミガメと出会える海なので、ここでクジラに会えたら最高な1日を過ごせるかと思います。

石垣島でクジラと一緒に泳ぐことができたら最高なんですけどね。

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